1982年にジャパンレコードより発売された本作はラーセン=フェイトン・バンドが全面バックアップし、さらに大村憲司、矢野誠、安田裕美、ケン田村らが参加した和製AORの隠れた名盤。
矢野顕子やバジー・フェイトンとの共作曲を含む、シンガー・ソングライター菊地真美の1STアルバム。

80年代に入り、さまざまな試みがなされるようになった。その自由さこそが、80年代的ではなかったのだろうか。そしてその中から、いくつもの新たな才能が飛び立っていった。一部はシティ・ポップの名のもとに再評価されているが、それもまだ全てではない。まだまだ隠れた名盤が数多く存在しているのだ。菊地真美の『縞馬に乗ったセクレタリー』も、まさにそんな１枚だといえる。
(音楽評論家:小川真一)

2024年1月25日発売　ALT-538　税抜価格2,700円

●1982年作品
●解説：小川真一
●最新リマスタリング
●W紙ジャケット仕様